抜歯の基準6 京都市伏見区のいくま歯科医院 |歯医者の豆知識

京都市伏見区のいくま歯科医院歯科医師の小西です。

今回もいろいろなケースについて抜歯すべきかそうでないかを考えていきましょう。

今回は、

⑤ひどい根尖病変がある場合です。

根尖病変とは虫歯の延長線上にある病気です。

細菌が歯の内部に侵入し、中の神経を犯し、さらには歯を飛び出て骨まで溶かしてしまっているような状態です。

 

根管治療といって、歯の内部を治療することで改善していく場合もあります。

しかし非常に難治性のものも残念ながらあります。

この場合、つまり治りが悪いと想定される場合は抜歯の提案をすることもあります。

ここでいう治りが悪いと想定される基準とは、

・歯の崩壊が著しい

・歯の内部に穴が開いている

・歯の内部に亀裂がある

・根の先が崩壊している

こういった時が難治性と判断されます。

難治性のものをずるずる引きずると、周囲の骨の溶け方が大きくなり、インプラントや義歯の治療をするうえで不利となります。

特にインプラントは骨がある方がやりやすい治療なので、変に引っ張って骨がグズグズになっていると不具合があります。

 

見通しの暗い歯に対して、何としてでも残していくのか、早めに見切りをつけて次のステップの治療の確実性を求めていくのか。

これは患者さんによく考えてもらうことになります。