ダラダラ食いの弊害 京都市伏見区のいくま歯科医院 |歯医者の豆知識

京都市伏見区のいくま歯科医院歯科医師の小西です。

 

ダラダラ食いは虫歯のもとです。よく言われるかもしれませんね。

 

例えば一日に10個の飴をなめるとします。

 

一気に10個舐めてしまうのと、一個ずつ10回舐めるのとどちらが虫歯になりやすいか。

 

それは圧倒的に後者の方です。

 

まあ、一気に10個も飴をほうりこめるかという話はスルーしてください。

口の中には恐ろしく多くの細菌がいます。

それが除去されずに時間がたつと集合してバイオフィルムという層を作り始めます。

 

目に見えてその塊が大きくなったものがプラークだと思ってください。

 

歯垢ですね。

 

ばい菌の集合住宅のようなもので、ここには空恐ろしい数の細菌がいます。

 

菌は糖分を栄養に活動します。

糖分を摂取した菌は酸を作り始めます。この酸が虫歯を引き起こすんです。

 

一度酸性になった環境は唾液の力で徐々に中和されて中性に戻っていきます。

しかしその途中でまた糖分が入ると、酸性に逆戻りです。

 

だからこそ糖分の頻回摂取がだめなんですね。

理屈の上では食べたとしても、口の中が無菌なら問題はありません。

でもそんなことはあり得ません。

 

100点の非の打ち所の無い歯みがきを毎回、それこそ食事やおやつや糖分入りの飲み物を摂取するたびにすることはほとんど不可能です。

 

だからこそ、食習慣がとても大切なんです。

Q&A歯周病って若くてもなるんですか?  京都市伏見区のいくま歯科医院 |歯医者の豆知識

京都市伏見区のいくま歯科医院歯科医師の小西です。

なります。

確かに年齢とともに発症頻度は上がりますが、早ければ10代でも発症します。個人差は大きいですが20代でも歯が抜けるほど重症になることもあります。

歯周病の原因は歯周病菌ですがもとからいるものではなく両親から感染することがほとんどで、特に母親の傾向を受け継ぐことが多いです。

しかし歯周病菌がいれば必ず発症するわけではなく、正しい知識を持って対処すれば予防することもできます。

ただし自覚症状が出てくるのは重症になってからなので早めに歯医者さんで見てもらい自分の傾向を把握しておくことが大切です。

 

国民の最も多くが罹患している病期といわれながら、受診者が非常に少ないのはそのためです。

 

サイレントディズィーズといって、無症状無自覚のまま進行する期間が非常に長いです。

 

自覚ができないなら他覚するしかありません。

国民の95%以上が罹患しているという事実

歯の喪失理由の最も多数を占める疾患であるということ

30台以降に進行速度が加速すること

妊娠授乳期に進行しやすいこと

糖尿病をはじめ、他の全身疾患との関連があること

こういったこととを知識として入れたうえで、受診を考えてみてください。

詳しくは当院HPの歯周病のページをご覧ください。

歯科医師というお仕事 その3 京都市伏見区のいくま歯科医院 |歯医者の豆知識

京都市伏見区のいくま歯科医院歯科医師の小西です。

歯科医師という職業の魅力。

 

それはまさに人のためになれることです。

 

歯科医院は娯楽施設ではないので、決して楽しいところではありません。

困った方がいらっしゃるところです。

 

皆さん何がしかのお悩みを抱えていらっしゃいます。

 

もちろんそのお悩みを十分に解決できる時とできない時があります。

外科的な手技を伴って介入する責任もあります。

 

その分患者さんに喜んでもらえたときの充実感は他の何物にも代えがたいものがあります。

非常に繊細で不快で不透明な行為が多い歯科治療。

だからこそそういったことを乗り越えて信頼関係を築き、結果を出せたときの感覚は本当に素晴らしいです。

 

また歯科医療はチーム医療です。

仲間とその喜びを共有できることも素晴らしい魅力だと思います。

 

私には一つ宝物があります。

 

前職で退職のおり、私が最も信頼していた歯科衛生士があるアルバムをくれました。

 

開けると中には私が治療をさせていただいた患者様からの感謝のメッセージが敷き詰められていたんです。

 

私の退職の数か月前からその歯科衛生士が私の担当患者さんにメッセージカードを配って一言頂戴してくれていたものを集めたそうです。

 

信頼している仲間の心遣いから、医療を提供した患者様から暖かい言葉を頂ける。

 

こんな体験はなかなかできないと思います。

 

もちろんメディアにたたかれるような現状があるからには本当に悪徳な歯科医師もいるのかもしれません。

しかし、まっとうに仕事をしていれば至上の喜びを感じられる。

 

歯科医師とは本当に魅力的な仕事だと思います。

歯科医師というお仕事 その2 京都市伏見区のいくま歯科医院 |歯医者の豆知識

京都市伏見区のいくま歯科医院歯科医師の小西です。

 

歯科医師に対しては結構辛辣なメディアも存在します。

あえて誌名は出しませんが、「またか・・・」と思うくらいに歯科医師バッシングが好きな雑誌もありますね。

 

よく言われるのは、

歯科医師過剰

ワーキングプア

低質な治療による医療事故

などです。

悪い記事ばかりを要約すると、歯科医師は

競争型過多の低所得悪辣外科軍団とでもなるのでしょうか。

 

まずそもそも論として、こういう論調のメディアが何を考えているのかってことです。

バッシングの先に歯科医師という職業の魅力を損ない、将来の選択肢から外す様な展開をして、実際に歯科医療の向上につながるわけはありません。

 

競争過多結構です。

競争の中で生き残るのはやはり生き残る理由のある歯科医院のみです。

歯科に限ったことではないですが、バッシングって結局国民に帰ってくるんですよね。

メディアの方には面白おかしく書いて目先の売り上げを考えるより、もう少しマクロな視点で考えていただきたいものです。

私も歯科医師となって結構な年月が経ちましたが、自分の仕事に対しての魅力は年を重ねるごとに重く感じるようになりました。

歯科医師という仕事の魅力を少し次回はお話したいと思います。

 

ヒポクラテスの誓い 京都市伏見区のいくま歯科医院 |歯医者の豆知識

京都市伏見区のいくま歯科医院歯科医師の小西です。

ヒポクラテスという紀元前のギリシアの医師がいます。

医学部歯学部で必ず習う医療における倫理規範なんです。

 

紀元前のものなんですが、今読んでも結構しっくりくる部分が多くて、必ず目にするんですよね。紹介しておきます。

少し

  • 1.

    この術を私に教えた人をわが親のごとく敬い、わが財を分かって、その必要あるとき助ける。

  • 2.

    その子孫を私自身の兄弟のごとくみて、彼らが学ぶことを欲すれば報酬なしにこの術を教える。そして書きものや講義その他あらゆる方法で私の持つ医術の知識をわが息子、わが師の息子、また医の規則にもとずき約束と誓いで結ばれている弟子どもに分かち与え、それ以外の誰にも与えない。

  • 3.

    私は能力と判断の限り患者に利益すると思う養生法をとり、悪くて有害と知る方法を決してとらない。

  • 4.

    頼まれても死に導くような薬を与えない。それを覚らせることもしない。同様に婦人を流産に導く道具を与えない。

  • 5.

    純粋と神聖をもってわが生涯を貫き、わが術を行う。

  • 6.

    結石を切りだすことは神かけてしない。それを業とするものに委せる。

  • 7.

    いかなる患家を訪れる時もそれはただ病者を益するためであり、あらゆる勝手な戯れや堕落の行いを避ける。女と男、自由人と奴隷の違いを考慮しない。

  • 8.

    医に関すると否とにかかわらず他人の生活について秘密を守る。

  • 9.

    この誓いを守りつづける限り、私は、いつも医術の実施を楽しみつつ生きてすべての人から尊敬されるであろう。もしこの誓いを破るならばその反対の運命をたまわりたい。