体調と歯科治療 

京都市伏見区のいくま歯科医院歯科医師の小西です。

「〇〇さんこんにちは。宜しくお願いします。今日は体調いかがですか?」

 

これ、毎日すべての患者さんに聞いている質問です。

歯の調子ももちろん知りたいのですが、体調も大切です。

風邪をひいていたり、熱があったり、夜勤明けで寝ていなかったり、普段通りでない体調の日ってあると思います。

 

全身状態が健康な方でもそういった日は気にしますが、もともと持病の或る方なんかではさらに気にします。

歯科治療というのはそもそも恐怖を伴うものですし、場合によっては痛みや出血も伴う事があります。

 

麻酔をするといっても麻酔薬自体も全身状態に影響は及ぼしますし、やはり異変がある状態での歯科治療はリスクを伴います。

 

その大きさは人によってまちまちです。

持病をお持ちの方でしたらその種類や状態によって違いますし、行う予定の処置がどういったものかによっても予測しうる事態が変わります。

お仕事などで忙しくて、歯医者に避けるスケジュールがあまりない方もいらっしゃいます。

そういった方で、リスクをご説明してどうしてもという事であれば体調がそぐわなくても治療を行うこともありますが、絶対にお断りするような場合もあるんです。

マイクロスコープ1 

京都市伏見区のいくま歯科医院歯科医師の小西です。

私はマイクロルーペを使って診療しています。

このお話は以前もしたことがありますね。

世界にあるマイクロルーペの最大倍率は10倍です。

私も以前いたクリニックでは備品としてあったので使っていました。

これがまた高いんですよ。

軽自動車の中古が買えるくらいの値段がします。

今使っているのは6倍です。これでもかなりの拡大率です。

そして歯科治療でもっとも高い拡大率の視野で診療ができるツールがマイクロスコープです。

簡単に言うと顕微鏡ですね。

装置も巨大です。

値段も高いです。

中古の軽自動車ではなく、新車の外車が買えるくらいの値段がします。

拡大率はルーペのマックスが10倍に対して、製品にもよりますが20倍とか30倍の視野が確保できます。

このくらいの倍率になると、視野の中には治療している歯の中でも一部分くらいしか見えていません。

自分の視界全てに巨大な歯が映っていると思ってください。

私の使っているマイクロルーペでは視野の中に歯が4本くらい映っています。

裸眼では、もちろん皆さんも日常で人の顔を見たらわかると思いますが、歯だけでなく顔まで見えますよね。

こうした視界の中で診療しているんです。

歯の定期健診の大切さ 

京都市伏見区のいくま歯科医院歯科医師の小西です。

 

のべ何万人という患者さんを診てきましたが、本当にいろいろな方がいらっしゃいます。

お口の中の状態は人それぞれですが、さすがにこれだけの人数を診ていると少しお会いしてお話をし、お口を拝見するとその方の過去と未来がある程度想像できます。

 

どういった経緯や環境でこういったのかは大体読めるんですね。

そしてこの環境で何も変えずに10年20年と推移すると、この人はどうなっていくのかも大体わかります。

 

虫歯治療を単発で一つポンと行っても、そうなった原因を取り除かない事には同じことが繰り返されます。

そうならないためにじっくり患者さんとお話をします。

予防、未病という状態を長く続けるために何が必要か。

これを考えます。

治療して、そのあとほったらかしで何も生活習慣が変わらなければまさにデジャブになります。

 

あと5年早く来てくれれば・・・

 

なんて思うことは毎日のようにあります。

だからこそ定期健診が大切なのです。

早期発見早期治療によって、お口を初めとする健康に対してのアプローチ・結果は大きく異なるのです。

治した日から再発との戦いです。

口腔ケア・口腔検診の習慣がうまく根付けばハッピーな老後にむかっていけます。

治療の説明 

京都市伏見区のいくま歯科医院歯科医師の小西です。

他院から転院されてくる患者さんて結構おられます。

歯科医療って技術もそうですが、人間の相性が大事ですよね。

実際他院から来られる方のお口を拝見して、前医の治療が大きな問題になっていることは少ないです。

ただ、よく言われるのが「前の歯医者ではあまり説明がなかった」という言葉ですね。

私はかなり説明をする方です。

 

虫歯を削る前、削る最中、もう少し削り進めたところ、削り終わったところ、治ったところ、全ての時点で写真をとり、患者さんに見てもらいます。

何をされるかわからない恐怖って絶対あると思うんですよね。

 

それは不安につながるので、かなり意識しているつもりです。

ただ、それでもやっぱり言い漏れとか話の食い違いって出てくるんですよね。

やはり診療録(カルテ)だけでなく、メモを残すように最近は変えました。

あと、治療の全体像が見えないということもよく聞きます。

これも新しい試みなのですが、大きい治療の方には個別に治療計画書を差し上げようかと思っています。

なんだか仰々しくてうっとおしいかもしれませんが・・・

もし自分のお口の将来がご不安な方は一度相談してください。

 

なるべく明瞭なご説明を致します。

Q 最近よく聞く健康寿命ってなんですか?

京都市伏見区のいくま歯科医院歯科医師の小西です。

 

日本人の寿命は世界でも有数に高いのですが残念ながら何らかの介護を必要とする年数は平均で9年と言われています。

せっかく長生きするようになっても健康で楽しく生きることができなければ意味がありません。

我々歯科医師はこの健康寿命を伸ばすためには口の機能が非常に重要だと考えています。

口の健康が損なわれていると痴呆症のリスクや介護リスクが非常に高く
なります。

ある雑誌の調査では引退後の健康面での一番の後悔は「歯医者の定期検診を受けていればよかった」です。

高齢になるほど強く実感するようです。

また自分だけでなく身近な人の健康の悪化も自分の負担になるので家族の健康も考えるべきでしょう。

いくま歯科医院では健康寿命を長くするお手伝いができること、すなわち生涯にわたる生活の質を上げることを目標にしています。

インプラントにしても虫歯治療にしても、すべてここを念頭において治療を行っています。

口からわかる全身の健康状態もあります。

体の不調和は結構口に現れるものなんですね。

歯のスペシャリストでありながら、医療人としての視点も忘れず皆さんの健康寿命に寄与していきたいとおもっています。